1. デジタル化に手こずっている方へ
株式会社セキネは、社員10名程度の会社で、決してIT(Information Technology)に強いわけではありませんでしたが、試行錯誤の末、今ではテレワークが当たり前の会社になりました。
その過程においては、優先順位や実行スケジュールの決定、機器やサービスの選択、セキュリティ対策、費用対効果の検証、テレワーク規定作成など、経営者として難しい判断の連続でした。
皆様の周りには情報が氾濫し、判断に迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
2. 今こそデジタル化に取り組むべき理由
(1)変わらなければ生き残れない
「働き方改革関連法」が施行され、我々中小企業には、業務効率化と労働生産性向上によって、少数精鋭でも成果を挙げられる体制作りが強く求められています。
大企業と中小企業の生産性の格差は広がり、「労働生産性を上げるか、市場から退場するか」という選択肢を突きつけられていると言っても過言ではありません。
(2)家庭と仕事の両立を実現する「魔法のツール」
デジタル化に取り組むことで、全社的に意識が大きく変わりました。「全員の物心両面の幸せを求める」という経営理念にもかかわらず、実際は、家庭より仕事を優先する企業風土になっていました。
今回、デジタル化という「魔法のツール」を使うことで、家庭と仕事は両立できると確信し、社員はもちろんパートさんも一致団結して、テレワークや早帰りなどを推進しています。
今後は、育児や介護など家庭の責任をしっかりと果たし、仕事もきっちりと行う優秀な人材が集まってくれると今から楽しみです。
(3)導入のハードルは低く、費用対効果は大きい
結論から言えば、思ったより簡単に取り組むことができ、費用対効果は非常に大きかったです。
今まで仕方ないと思っていた経費の削減や、作業時間の短縮が簡単にできました。サブスクモデル(月額課金制サービス)やクラウドの普及により、初期投資は大幅に削減されました。簡単にデータ移行できるので、一度使ったアプリの乗り換えも、お試し感覚でできました。
費用や時間、手間の面でも、気持ちがぐっと楽になり安心して導入できました。
3. 弊社で大きく改善したこと
(1)業務効率が飛躍的に向上し、家族との団らんが増えた
テレワークとリモート営業の導入によって、無駄な時間が、64%削減できました。具体的には、下記の図をご覧ください。
通勤や営業の移動や待機の時間、外出することで発生する事務処理時間が、1日9時間、月ベースで180時間、月間労働日数に換算すれば22日間が無駄な時間であったということです。
削減できた時間をお客様との有益な時間に変えることができました。家族との時間もかなり増やすことができ、家族も喜んでいます。
また、オンライン会議は、わずかに空いた細切れ時間を有効活用し、場所を選ばずミーティングができるので、意思決定のスピードが飛躍的に高まりました。
これが無ければ、会議の日程を決めるスケジュール調整だけでさえ、とても手間がかかっていました。
(2)ペーパーレス化によってコスト削減
お客様の在宅勤務が増えた影響もあり、毎月郵送やFAXで会社宛てにお送りしていた書類を、在宅でも確認できるメールに変更。データ化されることによって工程が自動化され、作業代、印刷代、封筒代、切手代が、年間約50万円削減されました。今後お客様が増えても、コストをかけずに十分に対応できます。
また、FAXで受信していた書類をメールに変更し、年間約18万円のFAX印刷代を削減しました。
(3)情報の一元化による営業効率化
今までは、名刺は個々の机の中に、メールアドレスも個々のメールソフトにバラバラに保管され、顧客情報は管理共有できていなかったため、お客様や仕入先との連絡や、担当者交代時に支障をきたすことがありました。
クラウド名刺アプリを導入することによって、外出先からでも顧客情報を簡単に検索できるうえ、お客様の転職や昇進、お客様の会社に関するニュースがリアルタイムで届き、お客様とのコミュニケーションは劇的に良くなりました。
4. 今がチャンス、まずは一歩を!
コロナの影響で、オンライン会議や文書電子化は当たり前になってきており、今が、デジタル化に踏み出す最高のチャンスです。
一度Webセミナーに参加すれば、レコメンド機能(おすすめ表示機能)で次から次へと「勉強すべき情報」が入ってきて、どんどん知識が蓄積されます。
「はじめの一歩」を踏み出すことで、みなさんの周囲が大きく変化するのを感じていただけるでしょう。
5. できるまでサポートします
弊社は大正13年より、地元千葉市にて多くのお客様に支えられて参りました。貴社に合ったITツールの選定や費用対効果の検証、優先順位や実行スケジュールの策定、社内ルールの改定など、中小企業経営者の立場から、自分たちが体験してきたことを、お客様ができるまでサポートします。
デジタル化に興味がある方、デジタル化に取り組もうと思っている方は、お気軽にお問い合わせください。